研究課題/領域番号 |
18K10572
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
|
研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
岡久 玲子 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 教授 (80515619)
|
研究分担者 |
岩本 里織 神戸市看護大学, 看護学部, 教授 (20321276)
多田 美由貴 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 助教 (50732004)
松下 恭子 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 准教授 (10325293)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
|
キーワード | 健康増進プログラム / ストレングス / ポピュレーションアプローチ |
研究成果の概要 |
本研究では、看護大学生を対象に、介入群(ストレングス視点をもつプログラム実施群)とコントロール群(通常の標準的な内容のプログラム実施群)の2群に分けて縦断調査を行い、ストレングス視点を取り入れたポピュレーションアプローチの効果を検証した。介入群は専用のタブレットによりストレングスチェックを行い、その後、ストレングスタイプ(活用力、改善力、つながり力、自己理解力)別にグループワークを行い、効果的な生活習慣改善方法について話し合った。 研究開始3週間後、介入群のストレングスは、活用力、改善力、つながり力の順に得点が向上した。また介入群はコントロール群より生活習慣改善目標の達成度が高かった。
|
自由記述の分野 |
地域看護学分野
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
生活習慣病予防・健康増進を目指す保健指導においては、ハイリスクアプローチだけではなく、ポピュレーションアプローチを組み合わせた介入が効果的であるといわれている。本研究では、ストレングス視点を取り入れたポピュレーションアプローチ型の健康増進プログラムを開発し、その効果検証を行った結果、ストレングス視点をもつポピュレーションアプローチは、個人のストレングスを高め、生活習慣改善目標の達成度に影響することが示唆された。本プログラムは、今後、生活習慣病予防・健康増進に向けた効果的な保健指導手法の一つとして活用できるため、学術的意義や社会的意義があると考える。
|