研究課題/領域番号 |
18K10574
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研究機関 | 宮崎大学 |
研究代表者 |
竹山 ゆみ子 宮崎大学, 医学部, 講師 (90369075)
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研究分担者 |
永松 有紀 産業医科大学, 産業保健学部, 准教授 (20389472)
澤田 浩武 宮崎大学, 医学部, 教授 (40332895)
甲斐 由紀子 宮崎大学, 医学部, 教授 (70621803)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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キーワード | 栄養評価指標 |
研究実績の概要 |
2019年度は倫理委員会承認後、介護老人保健施設担当者と施設内定期採血時期である9月、3月のデータ収集の日程調整を行った。その結果、3月2週目以降の実施予定となった。地域在住高齢者のデータ収集は、共同研究者・協力者(歯科衛生士)等との調整により、3月実施予定となった。その間、前回の研究結果をふまえ、L値、RGBの数値データに基づく色解析方法、および、身体計測値の解析について再検討した。色解析については、RGBの2553の検証方法について特に検討を行った。身体計測値については、実測値と推計値による数値になるため、誤差の範囲について検討した。血液検査値については、食事摂取時間・食事内容に影響を受けやすい検査項目の取り扱いについて検討した。舌の部位別の色構成と血液検査値との比較を行い、部位別の感度の高い血液検査値について検討した。その結果、栄養評価指標としての有用性の低い血液検査値の感度が高い部位があったため、データを蓄積し、再検討の必要がある。データ収集に関して、年始よりの新型コロナウイルス感染症の拡大があったため、データ収集施設とも密接に連絡・調整を行っていたが、3月になるに従い、感染が拡大していったこと、施設の部外者立ち入り制限やそれに伴う職員の業務の煩雑さが生じていたこと等もあったため、中止することとなった。また、地域在住高齢者のデータ収集は、開催予定の公民館等の使用が難しくなったこと、集団でのデータ収集となること等を考慮し、中止とした。また、フェイスシールド等の感染防止用具等の入手困難もあった。そのため、当初の計画の大幅な修正が必要となり、新規データの収集に至らず、計画が遅延している。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
当初の計画では、被験者の侵襲を最小にするため、介護老人保健施設の定期採血時(3月)にデータ収集を予定していた。しかし、新型コロナウイルス感染症拡大防止に対する対応のため、介護老人保健施設は、2月より部外者立ち入り禁止となった。また、地域在住高齢者の参加も同時期に、集合型でデータ収集を予定していたため、開催困難となった。
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今後の研究の推進方策 |
新型コロナウイルス感染症の状況に応じて、データ収集時期等を検討する。また、感染予防のための対策を再検討する予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
本研究は、血液データの測定費用を1名約10000円、合計100名で試算しており、予算の大半を占める。2019年度は予定していたデータ収集が困難であったため、当初の予定より残額があった。
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