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2022 年度 実施状況報告書

薬物依存症者の家族の「言いづらさ」にかんする研究

研究課題

研究課題/領域番号 18K10595
研究機関武庫川女子大学

研究代表者

谷口 俊恵  武庫川女子大学, 看護学部, 助教 (20757455)

研究分担者 寳田 穂  武庫川女子大学, 看護学部, 教授 (00321133) [辞退]
黒江 ゆり子  岐阜県立看護大学, 看護学部, 特任教授 (40295712) [辞退]
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2024-03-31
キーワード薬物依存症者 / 家族支援 / 言いづらさ
研究実績の概要

わが国の薬物の問題は、「ダメ。ゼッタイ。」に象徴されるように、覚せい剤取締法や大麻取締法といった法律で規制・罰則を強化し、薬物の危険性や違法性を全面に出すことによって、薬物使用の未然防止を最大の課題としてきた。しかし、「薬物に手を出させない」ことを重要視する一方で、いったん、薬物依存の状態になった人への早期治療やリハビリテーションへの取り組みは遅れている。また、自らが治療につながりにくい薬物依存症者本人に代わり、家族が治療開始の重要なキーパーソンとして注目されているが、薬物の問題はかんたんに誰かに打ち明けたり、相談できるものではなく、薬物依存症者の家族に対する期待が大きければ大きいほど、家族の「言いづらさ」は行き場を失ってしまうという現状がある。
本研究は、そのような現状を背景に、薬物依存症者本人の回復に向けて、家族が抱く「言いづらさ」について明らかにすることを目的としたものである。なお、2022年度は、薬物依存症者の家族の抱く「言いづらさ」に焦点をあて、これまでに実施したインタビューデータの分析を行った。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

新型コロナウイルス感染症流行の影響を受け、当初、予定していた研究参加者との合同インタビューの実施計画が難航している。

今後の研究の推進方策

2023年度が最終年度となる。
インタビューデータの分析を急ぎ、論文作成に着手する。

次年度使用額が生じた理由

新型コロナウイルス感染症による影響を受け、業務の負荷が予想より減じなかったため。
なお、異動先にPCがないため、研究に使用するPC(デスクトップ)を次年度予算で購入する予定。

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公開日: 2023-12-25  

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