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2021 年度 実績報告書

終末期における訪問看護プロセスの可視化―疾患・年齢・家族形態別の特徴

研究課題

研究課題/領域番号 18K10620
研究機関昭和大学

研究代表者

村田 加奈子  昭和大学, 保健医療学部, 准教授 (70381465)

研究分担者 富田 真佐子  昭和大学, 保健医療学部, 教授 (10433608)
鈴木 浩子  昭和大学, 保健医療学部, 教授 (40468822)
西田 幸典  神奈川工科大学, 健康医療科学部, 教授 (50464714)
入江 慎治  昭和大学, 保健医療学部, 准教授 (90433838) [辞退]
藤澤 真沙子  昭和大学, 保健医療学部, 兼任講師 (70840081)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
キーワード訪問看護 / 終末期
研究実績の概要

本研究は、在宅看取りとなった訪問看護利用者に対して訪問看護師がどのような関わりや看護を提供しているのかを、訪問看護記録より終末期のプロセスに添って明らかにし、また疾患や年齢、家族形態による特徴も明らかにすることを目的としている。研究協力が得られた訪問看護ステーションの訪問看護記録より、2013年6月から2017年9月までに在宅看取りとなった訪問看護利用者471人の訪問看護記録(訪問看護計画書・報告書を含む)を分析対象とした。分析項目は、性別、年齢、家族形態、主たる疾患名、訪問日、死亡日、訪問看護記録(記述内容)で、分析方法は各項目の記述統計を算出し、訪問看護記録(記述内容)についてはText Mining Studio 6.2(NTTデータ数理システム)によるテキストマイニング法を用いて、単語頻度分析、係り受け頻度分析、補完類似度を用いた特徴語抽出、ことばネットワーク分析を行った。その結果、「がん」療養者と「非がん」療養者、65歳未満と65歳以上、同居家族ありと独居で、訪問看護師の記録から看護ケアの特徴に違いが見られた。特に「がん」療養者と「非がん」療養者では在宅看取りに至る経過でも特徴が見られたことから、在宅看取りにおける訪問看護を推進する上で、療養者の終末期に必要な訪問看護の量も明らかにして、療養者と家族が望む最期を迎えることができる体制を整えていく必要がある。

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公開日: 2022-12-28  

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