• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2021 年度 実績報告書

中小企業事業主等による地域保健との連携:社員の健康支援や育児・介護離職防止の為に

研究課題

研究課題/領域番号 18K10621
研究機関東海大学

研究代表者

三橋 祐子  東海大学, 医学部, 准教授 (10580813)

研究分担者 錦戸 典子  東海大学, 医学部, 教授 (10172644)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
キーワード地域・職域連携 / 中小企業 / 健康づくり / 産業看護職 / 自治体保健師
研究実績の概要

1.リーフレット「中小企業の事業主・衛生管理者等のための地域保健との連携ガイド」を作成
従業員数 300人未満の中小企業の事業主・安全衛生管理者等を対象とした質問紙調査(回収数293件、回収率41.3%)および、地域保健との連携経験を有する従業員数 300 人未満の中小企業(産業保健スタッフの雇用無し)の事業主・安全衛生管理者等12名を対象とした面接インタビュー調査の結果に基づいて、中小企業の事業主・衛生管理者等のためのリーフレットを作成した。本リーフレットは、以下の構成で成り立ち、地域保健との連携経験の無い中小企業の事業主等であっても、連携の第一歩を踏み出し易いよう、地域保健との連携の必要性や連携方法等、参考資料を含め、具体的に示している。
1.なぜ、地域保健との連携が必要? 2.地域保健って何? 3.私たち、こうやって連携しました!~連携実践者たちの声~ 4.今すぐできる連携への準備 5.地域・職域連携推進ガイドラインの改訂ポイントと考え方

2.第94回日本産業衛生学会において自由集会の開催
タイトル:地域保健との有効な連携方法を知ろう!- COVID-19対策における地域保健との連携事例を通して考える-として、主に自治体保健師、産業看護職を対象とした自由集会を企画・開催した。市町村に所属する自治体保健師、企業に所属する産業看護職、大学教員等、計23名の参加を得た。積極的に地域保健との連携に取り組んでいる産業看護職より話題提供をおこなった後、ブレイクアウトルームを用いて、「Covid-19対策における地域・職域連携の必要性」や「有効な連携方法と内容について」というテーマでグループ討議を行った。自治体としては、中小企業への支援が求められており、どのように職域へ働きかけるか試行錯誤しているが、自治体保健師としてはまず、産業保健活動について知ることが必要等の意見が得られた。

URL: 

公開日: 2022-12-28  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi