研究課題/領域番号 |
18K10623
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研究機関 | 佐久大学 |
研究代表者 |
佐藤 美由紀 佐久大学, 看護学部, 教授 (80550318)
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研究分担者 |
芳賀 博 佐久大学, 看護学部, 客員教授 (00132902)
長田 久雄 桜美林大学, 大学院 老年学研究科, 教授 (60150877)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | 認知症 / 家族介護者 / 地域づくり / 当事者 / 協働 / アクションリサーチ |
研究実績の概要 |
1.家族介護者実態調査結果報告会の実施:新型コロナウィルス感染症感染拡大のため延期していた認知症の方の家族介護者実態調査の結果報告会を11月8日に実施した。39名が参加した。参加者の内訳は、認知症のご本人2名、認知症の人の家族介護者(経験者含む)14名、家族・親戚に認知症の人がいる(介護はしていない)4名、認知症サポーター等のボランティア5名、一般市民3名、支援者・関係者6名、その他3名 不明2名だった。調査結果の説明と介護をする上で困ったことや介護者となったら知りたいことについてグループワークにより意見交換を行った。 2.研究協働者(町田市認知症友の会)との打合せ:新型コロナウィルス感染症感染拡大のため、オンラインで8回実施した。新型コロナウィルス感染症感染拡大のため、当初計画していた家族介護者支援策検討のためのワークショップの開催は断念し、新型コロナウィルス感染症感染拡大の状況下で実施可能な家族介護者支援策について議論した。その結果、非対面で実施可能な家族介護者による認知症介護電話相談の実施を決定した。 3.家族介護者による認知症介護の電話相談実施に向けた準備:図書によりピアサポートのあり方について学習した。また、相談受付票、記録、電話相談利用者に対するアンケートについて検討し、各種様式を作成した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
新型コロナウィルス感染症感染拡大のため、家族介護者を対象とした結果報告会、家族介護者・専門機関・一般住民による家族介護者支援策を検討するワークショップの開催を断念し、予定を変更したため。
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今後の研究の推進方策 |
2021年4月から非対面で実施可能な家族介護者による認知症介護電話相談を実施する。利用者を対象としたアンケート調査、相談記録、相談対応者へのフォーカスグループにより電話相談の評価を行い、ピアによる電話相談の手引き(試案)を作成する。
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次年度使用額が生じた理由 |
電話相談の周知のための費用(チラシの印刷、関係機関への郵送料等)、電話相談に係る費用(電話機の購入、使用料、通話料等)、利用者へのアンケート調査に係る費用を使用する計画である。
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