| 研究課題/領域番号 |
18K10627
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| 研究機関 | 四日市看護医療大学 |
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研究代表者 |
大谷 喜美江 四日市看護医療大学, 看護医療学部, 准教授 (30507843)
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| 研究分担者 |
長谷川 喜代美 日本赤十字豊田看護大学, 看護学部, 教授 (90313949)
佐藤 真由美 国際医療福祉大学, 大学院, 教授 (40375936)
廣田 直美 日本赤十字豊田看護大学, 看護学部, 助教 (90793406)
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| 研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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| キーワード | 医療機関保健師 / 地域包括ケアシステム |
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| 研究実績の概要 |
令和５年度は、小研究２「地域包括ケア推進に向けた医療機関保健師に必要な技術と実践に関する実態調査」として郵送によるアンケート調査を実施した。さらに医療機関保健師のweb上での情報交換会を、令和５年度も継続して実施した。
小研究２では、中部圏の特定健康診査機関183施設に調査依頼を郵送し、所属保健師にweb画面上で回答を求めた。調査項目は、属性、地域包括ケアシステムに関する自身の認識、保健師に求められる実践能力各項目の「医療機関保健師にとっての重要性」およびこれらの項目を「実践できるか」とした。さらに調査項目には、小研究1「地域包括ケア推進に向けた医療機関保健師の活動の実態と期待される役割」の管理監督者インタビューで得た「管理監督者が認識する医療機関保健師への期待」を含めた。「地域からの相談活動をとおして地域の問題を整理し、地域と協働して活動する」など25項目について、「医療機関保健師にとっての必要性」やこれらの項目を「実践できるか」をたずねた。
医療機関保健師の情報交換会は、令和５年度内に３回実施し、延べ21名の参加を得た。参加者からは「保健指導ツールの活用例など業務上の些細な困り事や悩みを気軽に相談できる」等の声が聞かれた。情報交換会が医療機関保健師相互の貴重な機会となっていることから、研究終了後は参加者中心の運営で継続を検討する。
期間全体の研究成果は、医療機関保健師の活動実態やその管理監督者が期待する役割、医療機関保健師に特に必要な実践能力などを一定の範囲で把握できたこと、医療機関保健師相互のつながりを一定の範囲で形成できたことである。一方で、選択バイアスや実状を把握できた医療機関保健師の件数が少ない事が課題である。これらの研究の限界を踏まえ、今後の研究の方向性を検討する。
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