研究課題
COPD患者におけるフレイル診断とフレイル状態の詳細調査を継続している(患者背景やCOPD病期、フレイル・プレフレイル状態、食欲状況等)。特筆すべき事項として、COPDもしくはフレイル診断後も喫煙を継続している群が存在し、その一部は非加熱式タバコやいわゆる減煙などの誤った方法で禁煙を試みていた。また、食欲の低下も喫煙群で見られ、フレイルにつながっていくものと考えられた。そして、適切なCOPDに対する薬物療法を実施しているにも関わらず、病期進行やフレイル状況の進行を認める症例が存在した。認定看護師や栄養士等による食欲への介入や非薬物治療について検討・実施ている。引き続き、本研究計画を基にリクルート及び検討・解析を継続する。