| 研究課題/領域番号 |
18K10661
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| 研究機関 | 人間環境大学 |
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研究代表者 |
棚崎 由紀子 人間環境大学, 松山看護学部, 准教授 (50461356)
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| 研究分担者 |
奥田 泰子 人間環境大学, 松山看護学部, 教授 (30330773)
眞鍋 瑞穂 人間環境大学, 松山看護学部, 助教 (30805601)
羽藤 典子 人間環境大学, 松山看護学部, 准教授 (50626489)
吉村 裕之 人間環境大学, 松山看護学部, 教授 (70093945)
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| 研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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| キーワード | 後期高齢者 / 冷え症 / 下肢触圧刺激 / 転倒予防 |
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| 研究実績の概要 |
本研究は、これまでの健康問題に取り上げてこなかった「高齢者の冷え症」に焦点をあて、重心動揺と密接に関係する足底の冷えが転倒に繋がるという仮説に基づき、下肢に冷え症状のある後期高齢女性を対象に、下肢触圧刺激（20分間のフットマッサージ）の負荷による冷え症状の緩和及び転倒予防の有用性を生理学的指標により多次元的に検証することによって、根拠に基づいた新たな転倒予防の実践技術を構築することを目的としている。
今年度は、倫理審査委員会申請手続きおよび実験プロトコルの作成及び予備実験の実施を予定していた。平成30年7月に本学の倫理審査委員会より研究実施許可（2018M－001）されたため、測定に必要な実験機器（接触型のレーザー血流計、血圧脈波検査装置等）
の購入とともに実験環境の整備を行った。しかし、実験専用に使用を予定していた部屋の排水環境の整備に戸惑い、予備実験を実施することができなかった。次年度はその点をふまえて、予備実験及び夏季・冬季の年2回の調査を予定している。
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| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
今年度は、実験専用に使用する予定であった部屋の排水環境の整備に時間を要し、予備実験を行うことができなかった。測定に必要な機器の購入は全て終了していることから、次年度は実験環境が整い次第、予備実験を行う予定である。
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| 今後の研究の推進方策 |
次年度は、今年度実施できなかった予備実験を行うとともに、（調査１）下肢に冷え症状のある後期高齢女性の多次元的な生理学的指標の測定と特性を明らかにする、（調査２）冷え症状のある後期高齢女性に対する下肢触圧刺激（20分間のフットマッサージ）の負荷後の立位姿勢調節・足部感覚機能の変化を明らかにする、この2つの調査を実施する予定である。また、実施時期は年に2回（夏季・冬季）を予定している。
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| 次年度使用額が生じた理由 |
今年度予定していた予備実験が実施できなかったため、次年度はその予備実験とともに計画していた本実験を行う予定である。よって今年度分の人件費、謝金、消耗品分が使用額に加わっている。
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