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2023 年度 実績報告書

温熱負荷下運動時の血漿浸透圧と酸化HDLの関係

研究課題

研究課題/領域番号 18K10683
研究機関和歌山県立医科大学

研究代表者

伊藤 倫之  和歌山県立医科大学, 医学部, 博士研究員 (90305566)

研究分担者 馬渕 博行  京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 特任助教 (50365508) [辞退]
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2024-03-31
キーワード酸化LDL / 酸化HDL
研究実績の概要

高密度リポタンパク質(HDL)や低密度リポタンパク質質(LDL)は、活性酸素種(ROS)により攻撃をうけ、動脈硬化に悪影響を及ぼす。このROSは、様々なストレ スで上昇するが、運動もその1つである。これは、運動療法の効果と矛盾をなすが、酸化HDLの運動に対する反応やその影響は、不明な点が多い。 われわれは、安価で短時間で多くの検体測定ができるFe-ROMs法を新しく開発した。このFe-ROMs法で測定した酸化HDLのデータより運動中、特に暑熱環境下で健常者および障がい者において酸化HDLがどう変動するかを解明することで酸化HDLの役割を解明することを目的としている。 標準値作成に向けて酸化LDLについても測定を行った。2023年度新たに70歳台以上の高齢者80検体についてまずは、酸化LDLについて検討した。酸化LDLは、107.2±51.0 U/L(平均±標準誤差)であり、昨年までの60歳台より高値であった。年齢の影響もあるが、コロナのため、測定までに時間を要した影響がある。酸化HDLも時間が経過しており、正しい値かどうか検討する必要がある。

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公開日: 2024-12-25  

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