研究課題
基盤研究(C)
パーキンソン病患者に応用可能な経皮的脊髄刺激システムを開発した。本脊髄刺激により、脳卒中患者において脊髄刺激前後で、脊髄相反性抑制の変化、またFlexor reflexにおける波形変化を認めた。本研究で用いる経皮的脊髄刺激が、脊髄後根を介して、脊髄反射回路への入力が行われ、脊髄反射を修飾することが可能であることが示された。
リハビリテーション医学
我々の開発した経皮的脊髄刺激システムは脳卒中やパーキンソン病等の中枢神経障害による歩行障害の改善の効果が期待される。通常のリハビリテーションのみでは改善できない歩行障害に対しての新しいリハビリテーション治療の一つとして期待される。