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2022 年度 研究成果報告書

失語症者のコミュニケーション能力評価尺度の作成

研究課題

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研究課題/領域番号 18K10729
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分59010:リハビリテーション科学関連
研究機関大阪保健医療大学 (2020-2022)
関西福祉科学大学 (2018-2019)

研究代表者

森岡 悦子  大阪保健医療大学, 大阪保健医療大学, 客員教授 (70441334)

研究分担者 大西 環  大阪保健医療大学, 言語聴覚専攻科, 教授 (70747047)
松井 理直  大阪保健医療大学, 保健医療学部, 教授 (00273714)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2023-03-31
キーワードコミュニケーション能力 / 失語症 / 言語的活動 / 評価
研究成果の概要

本研究では,失語症者における情報伝達力に注目したコミュニケーション能力を評価する尺度を考案することを目的とした.試案した評価尺度は,日常生活上の伝達を要する場面を課題とし,伝達内容の複雑性,具体性,論理性の各要素の難易度を調整した14の上位項目で構成した.本尺度は,既存の実用コミュニケーション能力検査(CADL)短縮版との有意な相関から基準関連妥当性が認められ,さらに因子内容からも妥当性が認められた.また,本評価尺度のCronbachのα係数より項目の内的整合性が高いと判断された.試案した評価尺度は,失語症者のコミュニケーション能力の評価として有効と考えられた.

自由記述の分野

失語症学

研究成果の学術的意義や社会的意義

失語症者の活動の向上と社会参加の促進に必要なリハビリテーションと支援を進める上で,コミュニケーション能力の評価は不可欠であるが,評価に時間を要するために,臨床における実施頻度は十分とは言えない.本研究で考案した評価尺度は,短時間で失語症者のコミュニケーション能力を評価できるため,実用化により必要な頻度で評価が可能となり,リハビリテーションと社会支援に効果的に役立つことが期待できる.

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公開日: 2024-01-30  

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