運動期間の違いや神経筋電気刺激(NMES)、ビタミンC(VC)摂取と運動が肺胞やサイトカインにおよぼす影響を検討した。運動期間の違いはTNF-αとCathepsin-Lに影響をおよぼすことが示された。また平均肺胞径やマクロファージでは運動有により減少が示された。NMESは肺においてIL-6、筋においてMuRF-1の有意な減少が示された。VC摂取有と運動有において肺はIL-4の増加とIL-6の減少、骨格筋ではDrp-1とIL-6、NRF-2の減少が認められた。このことから、運動やNMESなどは肺においてサイトカインや形態的な変化、骨格筋においてサイトカインに影響をおよぼすことが明らかとなった。
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