高齢者の身体機能低下の大きな要因として入院加療があり、入院中の身体活動量の低下がその大きな要因であることが指摘されている。本研究代表者は、入院中の身体活動量モニタリングが、身体機能低下の予防に有用なのではないかと考えた。そこで、①多人数の身体活動量を1画面でモニターできるシステムを開発し、②開発した多人数モニタリングシステムの導入が、入院中の心疾患患者の運動機能維持に有効であるかパイロット研究で検証することを本研究の目的として実施した。 ①の成果として、活動量計をリーダーにかざし日々の活動量を一覧で把握出来るダッシュボードを作成した。その後、本システムを用いた単施設のパイロット研究を実施した。
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