研究課題
本年度は昨年度に備品費にて購入した連続血圧血行動態ベーシックシステムによる測定系を用い、測定を開始した。またこれと並行して、慢性心不全患者における中枢性の交感神経活動(筋交感神経活動:MSNA)のデータベースを用いてMSNAと体重推移との関係について学会報告(第32回日本マイクロニューログラフィー学会)するとともに、その内容を専門誌に投稿し受領された(Autonomic Neuroscience 2020 Jan;223:102625.)。
2: おおむね順調に進展している
本研究テーマのモデル構築を行う上での基礎となる論文をまとめ、これまで確立していなかった点を検討、議論できたことから、おおむね順調に進展していると考えることができる。
引き続き、慢性心不全患者におけるリハビリテーションモデルの構築を進める。次年度は上記研究成果を足掛かりにして、MSNAと体重推移との関係をさらに検討していく予定である。
海外の学会での成果発表に充てていた旅費を使用しなかったために次年度使用額が生じたと考えている。今年度は旅費の他、英文校正、別刷代、投稿料など研究に必要となる経費や消耗品などに充てる予定である。
すべて 2019
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件、 オープンアクセス 2件) 学会発表 (6件) (うち国際学会 1件) 図書 (1件)
J Cardiol.
巻: 73 ページ: 233,239
https://doi.org/10.1016/j.jjcc.2018.08.008
Circ Rep.
巻: 1 ページ: 405,413
https://doi.org/10.1253/circrep.CR-19-0070
巻: 1 ページ: 414,421
https://doi.org/10.1253/circrep.CR-19-0068