研究課題/領域番号 |
18K10781
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
森本 陽介 長崎大学, 病院(医学系), 技術職員 (40534409)
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研究分担者 |
花田 匡利 長崎大学, 病院(医学系), 技術職員 (00596869)
矢野 雄大 長崎大学, 病院(医学系), 技術職員 (10771389)
関野 元裕 長崎大学, 病院(医学系), 講師 (40380927)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | ICU-AW / BCAA / 大腿四頭筋筋厚 |
研究実績の概要 |
本年度は分岐鎖アミノ酸(Branched Chain Amino Acid;BCAA)の製品の決定から行った.BCAA製品を取り扱う数社から製品の説明と試供品を提供していただき,研究分担者らと製品の特徴などを把握した.また,実際に患者に摂取してもらい,それぞれのメリットとデメリットを比較検討した.その結果,実際のBCAA投与の弊害として,患者のアドヒアランス(味への飽き)と摂取に要する時間があった.具体的には,毎日摂取するために同一の味では継続が困難であることと,BCAA摂取のタイミングが運動直後であるために,疲労などの影響ですぐに全量摂取することが困難であることが問題であった.これらのデメリットを最も解消できる製品として,味の種類が3種類あり,開封後も密閉できる口栓付であり,1つの容量が120gと最も容量が少なく十分なBCAAが含有されているリハたいむゼリー(クリニコ社)をBCAAの製品として採用することとした. その後,研究代表者が所属する施設の倫理委員会にて承認を得る準備を進めていたが,当初の計画を変更しなければならないことが生じた.当初は研究代表者の所属施設にて研究を実施する予定であったが,次年度から研究代表者が他施設へ異動することとなった.そのため,研究実施施設を変更しなければならなくなり,当該施設における倫理委員会への書類提出を中断した.なお,研究代表者は本年度まで病院勤務であったが,次年度以降は教員の職につくため,研究を実施する新たな施設の選定から進める必要がある.
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
次年度より研究が実施できる施設を選定する予定であったが,新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が本邦において社会問題となり,本報告時点(2020年4月下旬)で全国に緊急事態宣言が発出されており,臨床研究を行う施設への新規参入が困難な状況にある.
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今後の研究の推進方策 |
COVID-19による影響が減少し,研究を実施する新規施設が確保できれば,順次倫理委員会の承認とUMINへの登録を行い,研究を実施する予定である.また,研究開始までの期間が遷延する場合は,多施設研究へ変更し,短期間で症例数を確保することも検討する.
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次年度使用額が生じた理由 |
当初は研究代表者の所属施設にて研究を実施する予定であったが,次年度から研究代表者が他施設へ異動となり,研究実施施設を変更予定として当該施設における倫理委員会への書類提出を中断し,研究開始に至らず,BCAA製剤の購入に至らなかったため,次年度使用が生じた.研究開始とともに,本年度購入予定であったBCAAに予算を使用する予定である.
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備考 |
2020年度より神戸学院大学総合リハビリテーション学部理学療法学科 着任
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