研究課題/領域番号 |
18K10806
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59010:リハビリテーション科学関連
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研究機関 | 福岡大学 |
研究代表者 |
北島 研 福岡大学, 医学部, 准教授 (70469378)
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研究分担者 |
三浦 伸一郎 福岡大学, 医学部, 教授 (20343709)
朔 啓二郎 福岡大学, 医学部, 教授 (40183371)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 高齢者心疾患 / 心腎保護効果 / 心肺運動負荷試験(CPX) / 高比重リポ蛋白(HDL)機能 / 抗動脈硬化作用 / 抗酸化作用 / 炎症性サイトカイン |
研究成果の概要 |
本研究では、心臓・大血管リハビリテーション(心臓リハビリ)において心肺運動負荷検査(CPX)を用いて特に65歳以上の高齢者における心血管疾患の予後予測因子を検討した。心臓リハビリ通院中の高齢な心臓・大血管疾患罹患患者において、心臓リハビリ前後で心機能向上と加齢に伴う腎機能の低下速度を抑制することを報告した。更なる検証を要するが、運動耐容能向上が予後改善指標となる可能性が示唆された。
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自由記述の分野 |
脂質代謝
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
高齢化社会での心不全が増加する心不全パンデミックを2030年に迎えるにあたり、効果的な対策となりうる心臓リハビリテーションを活用して行った基礎実験と臨床研究にまたがる研究であった。身体活動を適切に行い、健康寿命を延長させることが、少子高齢化時代の医療費抑制に役立つことができると考えられた。
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