研究課題/領域番号 |
18K10828
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研究機関 | 昭和大学 |
研究代表者 |
西脇 宏樹 昭和大学, 医学部, 助教 (20465173)
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研究分担者 |
小岩 文彦 昭和大学, 医学部, 教授 (10276545)
柴垣 有吾 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 教授 (70361491)
長谷川 毅 昭和大学, 医学部, 准教授 (90349100)
市川 大介 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 講師 (70750157)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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キーワード | ネフローゼ症候群 / 活動量 |
研究実績の概要 |
研究を実施する各研究機関・病院において倫理審査を行い、随時承認を得ている。 測定に必要な活動量計を購入の上、使用に当たって日本運動疫学会の関連する講義などを受講することですすめた。 また同学会のセミナーにおいて研究プロトコルについて発表を行い、活動量計を用いた研究者とディスカッションを重ね再度研究デザインや解析方法に関してブラッシュアップを行った。具体的には得られた活動量の解析についてintensity, duration, timesのそれぞれについて解析を行う事、統計解析について傾向スコアを用いること、欠測値の対応として多重代入法を用いることなどが挙げられる。また用いる活動量計についてもpeer review付きの国際誌での発表を視野に入れ、アクチグラフ社のアクチグラフィーを用いることを決定し購入。販売業者にその具体的使用についてレクチャーを依頼し受講している。また実際の使用前に研究者自ら活動量計を用いてそのサンプルデータを用いて解析演習を実施している。 また、本研究は腎疾患を有する患者を対象としているため、その新たな知見についての情報収集と本領域で活動量研究を行っている研究者とコンタクトをとるため米国腎臓学会に参加している。 ベースラインの測定に際してSF36を測定するため、その使用ライセンスを申請し承認を得ている。承認後SF-36を含めたベースラインの測定に必要な項目を盛り込んだ質問紙票を作成している。 倫理審査の承認され多施設より随時患者のエントリーを開始し始めている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
現在、患者のエントリーを行っているが、一部の施設で審査承認までに時間がかかっており、エントリーに至っていない施設があるため。
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今後の研究の推進方策 |
審査が通り次第、エントリーできる患者のリスト作成を勧め、得られるサンプルの見積もりを算出する。また、不足する場合には新たに参加施設を募る予定。
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次年度使用額が生じた理由 |
旅費・人件費が当初の予定よりも少なかったため。これについては次年度以降データ発生時にデータ入力の際の人件費ならびに発表のための旅費に計上し調整を行う。
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