研究課題/領域番号 |
18K10829
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 東京医科大学 |
研究代表者 |
菊池 宏幸 東京医科大学, 医学部, 講師 (90783142)
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研究分担者 |
井上 茂 東京医科大学, 医学部, 教授 (00349466)
村山 洋史 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所), 東京都健康長寿医療センター研究所, 研究副部長 (00565137)
菖蒲川 由郷 新潟大学, 医歯学総合研究科, 特任教授 (30621198)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | 認知機能低下 / 地域在住高齢者 |
研究成果の概要 |
本研究は、新潟県十日町市に在住する高齢者537名を対象に、加速度計を用いて詳細かつ客観的に測定した身体活動が、高齢者の認知機能等に与える影響を縦断的に検討するものである。本研究期間内で、①中高強度の身体活動が高齢者の認知機能と関連すること、②海馬体積と関係すること、③高齢者のフレイルは30分以上継続する座位行動時間と関連すること、等を明らかにし国際誌に発表した。一方、COVID-19の影響により追跡調査の実施が予定よりも遅れたため、縦断的解析までは至らなかった。今後、データが固定され次第、これらの解析を行う予定である。
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自由記述の分野 |
疫学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
認知機能の低下は、高齢者の主要な健康課題の一つである。身体活動は、適切な介入等によって増やすことが可能であり、高齢者の認知症・認知機能低下の予防戦略上、重要である。本研究は、認知機能低下に中高強度身体活動が重要であることが示唆された。この成果は、高齢者の認知機能低下を予防するためには、中高強度身体活動を含む介入が有効である可能性を示唆するものである。
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