研究課題/領域番号 |
18K10845
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 独立行政法人国立病院機構(京都医療センター臨床研究センター) |
研究代表者 |
松井 浩 独立行政法人国立病院機構(京都医療センター臨床研究センター), 臨床研究企画運営部, 研究員 (60792950)
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研究分担者 |
坂根 直樹 独立行政法人国立病院機構(京都医療センター臨床研究センター), 臨床研究企画運営部, 研究室長 (40335443)
二連木 晋輔 独立行政法人国立病院機構(京都医療センター臨床研究センター), 臨床研究企画運営部, 研究員 (70741156)
山内 賢 慶應義塾大学, 体育研究所(日吉), 教授 (70230307)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | ポールウォーキング / フレイル / 歩行分析 / 糖尿病 / CGM(持続的な血糖測定器) |
研究成果の概要 |
研究1では高齢2型糖尿病11名に対し、ポールウォーキングと普通歩行の効果を調べるクロスオーバー試験を実施。いずれもグルコース値の低下がみられた。動画による簡易な動作分析システムから得られたストライドと握力との間に正の相関、ピッチと骨格筋・握力との間に負の相関がみられた。ポールウォーキングは高齢糖尿病患者の運動療法として役立つ可能性が示唆された。フレイルの改善効果を調べる研究2では、ポール群では歩幅に改善傾向がみられたが、歩行継続群では有意な改善はみられなかった。プレフレイル該当者に対して、たんぱく質摂取を取り入れたポールウォーキングは普通歩行継続よりも歩行の改善に役立つ可能性が示唆された。
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自由記述の分野 |
複合領域
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
少子高齢社会の我が国において、糖尿病やフレイルになる高齢者の増加は、死亡率の上昇や身体の能力の低下につながり、医療・介護にかかる費用も増大に繋がる。簡易に歩行能力の解析が可能なツールの開発と、歩行の能力が低下した高齢者も気軽に取り組めて、かつ安全性が高い運動法の確立が求められている。
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