短時間での疲労回復を促進するクーリングダウン方法の開発を目的として研究を行なった.運動課題は,カーフレイズを右脚のみで行うものであった. 1.コンプレッションガーメントを着用する試行(CG),2.ストレッチポールでエクササイズを実施する試行 (SP),3.下腿のストレッチ試行(STR),4.座位安静をとる試行(CON),5.軽運動を行う試行(EX)の計5試行を実施した. 筋力の安定性はCGとEXで高いパフォーマンスが得られた.筋形状ではCGとSTRで他の試行と比較して運動後の回復がみられたが,30mのスプリントでは条件間での差はみられなかった.
|