研究課題/領域番号 |
18K10894
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 国士舘大学 |
研究代表者 |
和田 匡史 国士舘大学, 理工学部, 教授 (00320101)
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研究分担者 |
地神 裕史 国士舘大学, 理工学部, 教授 (30468970)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 加温 / 睡眠 / パフォーマンス |
研究成果の概要 |
様々な競技のアスリートは毎日激しいトレーニングを行い,からだへ過度な負荷を課している。運動と睡眠の関連では,日中の運動実践は総睡眠時間,徐波睡眠時間が増加し,レム睡眠時間は減少する。高強度運動は,中途覚醒が多くなり睡眠の質を低下させる。競技力向上には,体力水準にあった高負荷を課すことで身体機能の向上が達成されるため,アスリートは高強度なトレーニングを毎日行うことでより高いパフォーマンスを発揮することができるようになる。一方で疲労回復のための睡眠の質が低下し,十分なトレーニング効果を得ることが難しくなる。身体加温(炭酸泉浴)は,運動によって蓄積された血中乳酸を素早く除去することが示された。
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自由記述の分野 |
生理学、スポーツ科学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果は,入浴によって身体を温めること(身体加温)が、運動トレーニング後の疲労回復に有効であることが示された。夜間睡眠によって日中の身体活動による疲労を除去し、翌日の活動を十分に行うことができるが、夜間睡眠の質が悪いと一夜の睡眠では疲労回復することができず、翌日のパフォーマンスに影響が及ぼされることが考えられる。特にスポーツ選手では勝敗に関わるため、毎日のトレーニング後や競技会中の睡眠による十分な疲労回復が必須となる。身体加温は入眠を促進し、睡眠の質を改善することが見られたため、疲労回復に有効な手段のひとつであることが推察された。
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