• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2021 年度 実績報告書

骨格筋を形作る筋芽細胞融合の制御機構におけるSTAT6分子の役割に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 18K10904
研究機関聖マリアンナ医科大学

研究代表者

黒坂 光寿  聖マリアンナ医科大学, 医学部, 助教 (40553970)

研究分担者 小倉 裕司  聖マリアンナ医科大学, 医学部, 講師 (90509952)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
キーワードSTAT6 / 筋芽細胞融合 / 骨格筋 / 筋サテライト細胞
研究実績の概要

本研究は、STAT6分子が筋芽細胞融合に及ぼす影響を明らかにすることを目的としている。本年度は、筋芽細胞におけるSTAT6の過剰発現が筋芽細胞融合に及ぼす影響を培養レベルで明らかにすることを目的とした。その結果、STAT6を過剰発現した筋芽細胞ではコントロール群の筋芽細胞と比較して、融合指数、分化指数、筋管細胞の直径および筋管細胞あたりの核数が有意に低く筋芽細胞融合を阻害したことを明らかにした。また、STAT6を過剰発現した筋芽細胞ではコントロール群の筋芽細胞と比較して細胞融合因子(Myomaker、Myomerger)の発現量が有意に低値を示したことを明らかにした。さらにSTAT6を過剰発現した筋芽細胞ではコントロール群の筋芽細胞と比較して筋芽細胞融合に関わる分子であるp38MAPKのリン酸化が有意に低値を示したことを明らかにした。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2021

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件)

  • [雑誌論文] Transcription factor signal transducer and activator of transcription 6 (STAT6) is an inhibitory factor for adult myogenesis2021

    • 著者名/発表者名
      Mitsutoshi Kurosaka, Yuji Ogura, Shuichi Sato, Kazuhisa Kohda, Toshiya Funabashi.
    • 雑誌名

      Skeletal Muscle

      巻: 11 ページ: 14

    • DOI

      10.1186/s13395-021-00271-8.

    • 査読あり / オープンアクセス

URL: 

公開日: 2022-12-28  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi