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2020 年度 実施状況報告書

オープンスキル系競技選手の敏捷性を評価する新規テスト開発

研究課題

研究課題/領域番号 18K10918
研究機関福井工業高等専門学校

研究代表者

青木 宏樹  福井工業高等専門学校, 一般科目(自然系), 准教授 (90622564)

研究分担者 内田 雄  仁愛女子短期大学, 生活科学学科, 講師 (00749418)
出村 慎一  金沢大学, 人間社会研究域, 客員研究員 (20155485)
長澤 吉則  京都薬科大学, 薬学部, 准教授 (40299780)
山次 俊介  福井大学, 学術研究院医学系部門, 准教授 (40311021)
山田 孝禎  福井大学, 学術研究院教育・人文社会系部門(教員養成), 准教授 (60413770) [辞退]
浮田 咲子  関東学院大学, 教育学部, 准教授 (90461764)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
キーワード上肢 / 下肢 / 連続選択反応時間
研究実績の概要

オープンスキル系の競技スポーツ選手の敏捷性を評価するための新規テスト開発を目的として,今年度は,バレーボール選手を対象に,上肢と下肢の複合的な動作における連続選択反応時間の測定を行い,評価変数の試行間信頼性を検討した。被験者は大学男子バレーボール選手13名であった。被験者は,静止立位状態からパソコン画面上の指示表示に合わせて前方に設置されたシートに素早く手でタッチあるいは足でステップした。表示テンポは40bpmとした。右手、左手、右足及び左足が3回ずつ表示される3つの組み合わせ表示パターンを用いた。測定は全パターン3試行実施した。12回の反応時間の合計値を評価変数とした。対応のある1要因分散分析の結果,3パターンともに有意な試行間差が認めらなかった。よって,3試行の級内相関係数(intraclass correlation coefficients)を算出した結果,0.72~0.78の高値であった。新規に作成した四肢の連続選択反応時間測定の信頼性は,オープンスキル系の競技スポーツ選手(バレーボール選手)を対象とした場合,パターンの違いに関わらず高いことが明らかにされた。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

今年度は,競技スポーツ選手を対象に,四肢の連続選択反応時間の試行間信頼性を検討することが大きな目的であった。被験者数はやや少なかったが、上記のことを検討することができたため,研究は,概ね順調に進展していると判断される。

今後の研究の推進方策

2021年度は,競技スポーツ選手を対象に,新規に開発した四肢の連続選択反応テストのノルムを作成する予定である。そのために,一定数以上のバレーボール選手やサッカー選手等の四肢の連続選択反応時間を測定する予定である。

次年度使用額が生じた理由

新型コロナウイルスの感染拡大により,打ち合わせ回数の減少や学会等に参加できなかったため,旅費が当初の計画よりも少なくなった。来年度も新型コロナウイルスの感染状況により旅費が少なくなる可能性がある。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2020

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 四肢の連続選択反応テストにおける評価変数の検討2020

    • 著者名/発表者名
      青木宏樹,出村慎一,長澤吉則
    • 学会等名
      第75回 日本体力医学会大会

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公開日: 2021-12-27  

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