研究課題
本研究は、オープンスキル系競技スポーツ選手の敏捷性を評価するテストを開発することである。2021年度は、新規に開発した四肢の連続選択反応テストの実証的妥当性(差異妥当性)を検討した。対象者は大学男子バレーボール選手13名と3年以上継続的に競技スポーツを実施していない青年男性13名であり、両群の四肢の連続選択反応テストの測定値(連続選択反応時間)における平均値の差の検定(対応のないt検定)を行った。結果、連続選択反応時間の平均値は大学バレーボール選手が青年男性よりも有意に短かった。以上、本研究で作成したオープンスキル系競技スポーツ選手を対象とした四肢の連続選択反応テストの差異妥当性は保証されることを明らかにした。