研究課題
基盤研究(C)
本研究は大学体育授業においてe-Learningを活用した身体活動増進プログラムが身体活動量,その他に与える影響を調査し,また大学体育教材としての有用性についても検討した。大学体育授業前に比べ介入後および介入1年後の身体活動量は長期増進効果が認められ,レジスタンストレーニング量,静的ストレッチング量は短期効果を認めた。また,19大学1333名の学生による教材評価アンケートを行った結果,高い評価が得られた。本研究に用いた身体活動増進プログラムは有用な大学体育教材であることが示唆された。
スポーツ教育学
本研究はe-Learningを活用した身体活動増進プログラムを開発し,大学体育授業において教材として活用できるか検討した。本身体活動増進プログラムは介入研究においてその効果が検証されたことから,大学生の運動不足者対策に大いに役立つものと考えられる。また,19大学の学生からも教材評価アンケートを行った結果,高い評価を得ている。以上より,本研究に用いた身体活動増進プログラムは学術的意義に加え,有用な大学体育教材であることが示唆された。