研究課題/領域番号 |
18K10935
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研究機関 | 大正大学 |
研究代表者 |
内田 英二 大正大学, 心理社会学部, 教授 (50213434)
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研究分担者 |
神林 勲 北海道教育大学, 教育学部, 教授 (70214731)
塚本 未来 東海大学, 国際文化学部, 講師 (70548734)
木本 理可 藤女子大学, 人間生活学部, 准教授 (70587394)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | 夜間睡眠 / 青少年 / 自律神経系活動 |
研究実績の概要 |
2020年度は研究計画最終年度にあたり、2018および2019年度の2か年で実施して得られた研究成果に基づいて最終的な実験を実施する計画であった。しかしながら折からのコロナ禍により、研究実施に対する勤務校の当面の対応により、計画の遂行を中断せざるを得ない状況となった。制限の内容として長距離移動を伴う研究出張の一時停止、研究目的の出勤の見合わせ、学内施設の使用禁止、その他研究対象者である大学生の入構禁止措置などが主たるものであった。このような事態により研究計画については当面中断することとし、研究実施に関わる制限が解除された段階において再開するという対応をとった。この措置はおおよそ9月下旬まで継続し、制限については段階的に緩和されたもの、大学の授業に関わる問題についての対応を優先したものであり、研究の遂行に関しては当初設定された制限が継続された。結果的に2020年度中の研究計画の再開は不可能となったため、2021年度までの研究期間の延長申請を行い、承認された。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
最終年度にあたる2020年度にはほぼ進展されらなかったことから計画全体としては遅れている状況である。2021年度に向けた計画の見直しなどについてはすでに着手している。
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今後の研究の推進方策 |
今後のコロナ禍による環境に依存せざるを得ない現状があるが、現時点においては当初の計画を見直して研究協力者(被験者)を限定的に採用した計画に変更することを念頭に置いて実施することを検討している。
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次年度使用額が生じた理由 |
2020年度が本研究計画の最終年度であったが、本研究計画における研究施設であった勤務校における感染防止対策に影響により、学内の実験施設の使用禁止、研究協力者である大学生の学内への入構禁止措置などにより研究計画の中断を余儀なくされたため。2021年度は実験施設の使用制限が緩和されたが条件付きの使用となるため、当初計画がどの程度可能となるかを確認するための検討を行う予定でありその研究に対する協力者への謝金を予定している。また下半期にはその検討を踏まえた研究を行うため上半期同様に研究協力者への謝金に使用する予定である。
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