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2023 年度 実績報告書

閉経後中高年女性の骨を、低回数ハイインパクトレジスタンストレーニングで強くする

研究課題

研究課題/領域番号 18K10943
研究機関朝日大学

研究代表者

加藤 尊  朝日大学, 保健医療学部, 教授 (00329913)

研究分担者 山下 剛範  鈴鹿医療科学大学, 保健衛生学部, 准教授 (10410937)
寺島 徹  鈴鹿医療科学大学, 薬学部, 助教 (10449499)
今泉 佳宣  朝日大学, 保健医療学部, 教授 (00288391)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2024-03-31
キーワード2重エネルギーX線吸収法 / 骨塩量 / 骨密度 / スイミングスクール / 腰椎 / 大腿骨近位端部 / 橈骨遠位端部 / 局所的なメカニカルストレス
研究実績の概要

閉経後中高年女性(69.7±4.0歳、154.3±4.3cm、50.6±7.0㎏)の大腿骨近位端部、橈骨遠位端部の骨塩量、骨密度定量をDXA法に定量した。また、大腿中位部筋横断面積をMR画像より分析した。2020年3月に予定していた新型コロナウイルス感染症により中止になる前までの前年度比較として示す。大腿骨頚部の骨塩量は、3.14±0.38 vs 3.06±0.38g、大腿近位部全体では、24.37±2.39 vs 23.98±2.80g,大腿中位部筋横断面積は108.03±16.53 vs 104.70±14.16平方センチであった。それぞれが、順に-2.5%, -1.6%, -3.0%という変化率であった。一方で橈骨遠位端部は1/3、1/6、1/10と3か所を測定しているが、それぞれ0.58±0.09 vs 0.58±0.09, 0.55±0.09 vs 0.054±0.09, 0.63±0.12 vs 0.64±0.12gであり、-0.3%, -1.1%, -0.1%が前年度からの変化率であるが、どの値も大腿骨近位端部&大腿中位部筋横断面積と比べ低値であった。その後、鈴鹿医療科学大学、朝日大学付属病院で予定していたDXA並びにMR画像測定分析は新型コロナウイルス感染症の爆発的な広がりにより延期していたが、結局どちらの施設での測定もかなうことなかった。その間、若年者を含む高強度レジスタンストレーニングを床反力実験より特色づけた。2台のフォースプレイトをそれぞれ足低部とGボールに分け垂直方向に加わる力の分析を行った。足低部は384.6±25.8Nであり、ボール側は2314.4±274.9Nであった。これは体重の0.49倍が足低部に、また、ボール側には3.0倍の床反力が加わっていたことを示しており、効果的であったという先行研究の床反力値の閾値(2.5-8.0)の中であった。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2023

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] Leg rise increase Lumbar spine bone mineral content and density in young women2023

    • 著者名/発表者名
      Kato T, Kondo K, Sugino K, Yamashita T, Umemura Y
    • 雑誌名

      Asian journal of sports medicine

      巻: 14(2) ページ: -

    • DOI

      10.5812/asjsm-129645

    • 査読あり / オープンアクセス
  • [学会発表] スイミングスクールに通う閉経後中高年女性の骨塩量・骨密度経年変化はサイトスペシフィックか2023

    • 著者名/発表者名
      三谷 悠、山下 剛範、加藤 尊、
    • 学会等名
      日本人間工学会 東海支部会
  • [図書] 運動生理・栄養学 改定第4版2023

    • 著者名/発表者名
      加藤 尊 他
    • 総ページ数
      184
    • 出版者
      建帛社
    • ISBN
      978-4-7679-0690-4

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公開日: 2024-12-25  

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