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2020 年度 研究成果報告書

幼児の認知機能に身体活動量や体力は関係するか

研究課題

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研究課題/領域番号 18K10947
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分59030:体育および身体教育学関連
研究機関京都先端科学大学

研究代表者

青木 好子  京都先端科学大学, 健康医療学部, 教授 (20555669)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード幼児 / 身体活動量 / 二重標識水(DLW)法 / 3軸加速度計 / 認知機能(抑制機能) / 認知機能(認知的柔軟性) / 認知機能(ワーキングメモリ) / 子ども
研究成果の概要

幼児の身体活動量や体力と認知機能(抑制機能、認知的柔軟性、ワーキングメモリ)の関連は、男女で特徴が異なり、男児は認知機能と体力、女児では認知機能と身体活動量との関連が多く認められた。DLWを用いて21名の総エネルギー消費量を算出した。使用装置の評価値が、成人より高く算出される可能性が示唆された。
最終年度はCOVID-19感染症予防対策のための小学生を対象とした。学校休校日は歩数が半減したが、認知機能には大きな変化は見られなかった。

自由記述の分野

応用健康科学、発育発達

研究成果の学術的意義や社会的意義

日常生活における機械化や情報化によって、生活環境においては便利になり、より身体活動を軽視する傾向が強まっている。そのなかでも最も懸念される事象の一つが、子どもの日常生活における身体活動量の減少があげられる。
今回の研究成果は、幼児期運動指針の運動の「認知的能力の発達促進に寄与する可能性があることを示唆している」という意義のエビデンスの一つとなったと考えられる。また、これら幼児の認知機能と身体活動と体力との関連を示すデータは、健全な発育発達やWHOが提言する都市計画、健康づくりの政策づくりのために、必要な基礎的なデータとなると考える。

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公開日: 2022-01-27  

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