研究課題/領域番号 |
18K10950
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59030:体育および身体教育学関連
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研究機関 | 川崎医療福祉大学 |
研究代表者 |
小野寺 昇 川崎医療福祉大学, 医療技術学部, 教授 (50160924)
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研究分担者 |
片山 敬章 名古屋大学, 総合保健体育科学センター, 教授 (40343214)
荻田 太 鹿屋体育大学, スポーツ生命科学系, 教授 (50224134)
彦坂 和雄 川崎医療福祉大学, リハビリテーション学部, 教授 (60129004)
斎藤 辰哉 鳥取大学, 医学部, 助教 (60758085)
細川 貴之 川崎医療福祉大学, リハビリテーション学部, 准教授 (30415533)
和田 拓真 川崎医療福祉大学, 医療技術学部, 助教 (00803909)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | タンデム自転車 / 前頭前野へモグロビン酸素濃度 / 受動的運動 / 酸素摂取量 / 心拍数 / ダグラスバッグ法 / タンデムサイクルトレナー / タンデム自転車エルゴメータ |
研究成果の概要 |
3つの実験を行った。実験1:本研究は、近赤外分光法(NIRS)を用いて前頭前野の酸化ヘモグロビン濃度変化の定性を目的とした。実験2:本研究は、タンデム自転車走行時のエネルギー代謝量を、ダグラスバッグを用いて生体負担の要因を明らかにすることを目的にした。実験3:。本研究は、風圧等の影響を受けないタンデムサイクルトレーナー漕ぎ時の生体負担度を比較検証することを目的にした。次の研究成果を得た。実験1:前頭前野の酸化ヘモグロビン濃度が増加した。実験2:前乗りの方が生体負担が大きいことをダグラスバッグ法で確認した。実験3:風圧などの物理的要因以外にも要因が存在することを証明した。成果は、仮説を支持した。
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自由記述の分野 |
運動生理学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学術的意義:実験1:受動的な運動により前頭前野が活性した学術的な意義を持つ。実験2:フィールド実験で行った初めての学術的な意義を持つ。実験3:要因としてあげられてこなかった要因の存在を示す学術的な意義を持つ。 社会的意義:実験1:能動的な運動に制限が掛かる状況(スポーツ外傷・障害による制限)や高齢者のモコモティブシンドロームなどの人たちへの支援としての社会的な意義を持つものと考える。特に脳卒中予後の対策としての手段に活用を期待できる。実験2:タンデム自転車漕ぎを推奨する時のガイドラインになるという社会的な意義を持つ。実験3:生理学的な指標に心理学的な要因が反映されることを示す社会的な意義を持つ。
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