2018年度の研究開始にあたり、小中学校の養護教諭と保護者を対象に成長曲線の理解度とニーズ調査を行った。成長曲線については養護教諭や保護者の理解は低かった。このような課題を踏まえて、2019年度後半からは教育機関でも利用できるような成長曲線描画ツール(Microsoft Excelファイル)の開発に注力し、1ファイルで最大50人分のデータを管理できるシステムを制作した。さらにデータ入力範囲を拡大し、複数人のデータを同時に描画する機能と線のプロパティを修正できる機能も追加した。これらのファイルを教育機関で試用する計画であったが、2020年度以降のCOVID-19流行により実施できなかった。
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