• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2021 年度 研究成果報告書

幅広い年代と体力レベルに実施可能な、走っても歩いてもよい簡便な持久性テストの開発

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 18K10981
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分59030:体育および身体教育学関連
研究機関京都先端科学大学

研究代表者

木村 みさか  京都先端科学大学, アクティブヘルス支援機構, 客員研究員 (90150573)

研究分担者 山田 陽介  国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所, 国立健康・栄養研究所, 特別研究員 (60550118)
渡邊 裕也  同志社大学, スポーツ健康科学部, 助教 (70644376)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
キーワードシャトル・スタミナテストSST / 3分間10m折り返し全身持久テスト / 走りによるSSTr / 歩きによるSSTw / 走っても歩いてもよい新SST
研究成果の概要

本研究では、屋内で多人数を同時に短時間に測定できる全身持久性テストとして、3分間10m折り返し走(シャトル・スタミナテスト:SSTr)と、高齢者や低体力者に対応できる歩行によるシャトル・スタミナ・ウォークテスト(SSTw)の特徴を取り入れた、幅広い年齢層や様々な体力レベルに適用が可能な走っても歩いてもよい持久性テスト(新SST)の開発を目的とした。既に妥当性の検証されているSSTwを比較対照として、17歳から93歳の1216名について、新SSTの成績の加齢変化や他の体力要素との関連、主観的運動強度を検討した結果、新SSTは、幅広い年代に安全に適用できる全身持久性テストになることが示唆された。

自由記述の分野

応用健康科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

全身持久力は、死亡、循環器疾患、メタボリックシンドローム等の独立した危険因子である。我々はこれまでにSSTrあるいはSSTwを用い、幅広い年齢層の測定を行い、約2万人のデータを蓄積してきた。走っても歩いてもよい新SSTの開発・提案により、こどもから高齢者まで同じ方法での全身持久力評価が可能になり、生涯にわたる健康・体力づくりのツールとして活用できる。「エクササイズガイド」では、3分間歩行テストを提案し、年齢や%Fatを独立変数に加えたVO2max推定式(曹ら2009)を発表しているが、実測値がそのまま使えないため、現場への普及は難しいと考える。

URL: 

公開日: 2023-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi