• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2020 年度 実施状況報告書

慢性腎不全におけるサルコペニアと炎症マーカー~炎症性サイトカインの網羅的検討~

研究課題

研究課題/領域番号 18K11010
研究機関産業医科大学

研究代表者

宮本 哲  産業医科大学, 大学病院, 准教授 (30611305)

研究分担者 荻ノ沢 泰司  産業医科大学, 医学部, 助教 (20596720)
尾辻 豊  産業医科大学, 医学部, 教授 (30264427)
田村 雅仁  産業医科大学, 大学病院, 非常勤医師 (40330980)
園田 信成  産業医科大学, 医学部, 非常勤医師 (90299610)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
キーワードサルコペニア
研究実績の概要

eGFRが15ml/min/1.73m2未満である慢性腎不全保存期の患者で、産業医科大学病院腎臓内科に入院し本研究について文書および口頭で説明を行い、同意の得られた方を対象者として、これまで20名より血液サンプルを採取し栄養評価を行った。 10名より栄養スクリーニングとしてMIS(Malnutrition-Inflammation score)、GNRI(Geriatric nutritional index)、CONUT スコア、SMI(skeletal maass index)、 握力(kg)、歩行速度(m/秒):Timed up and go testを測定した。今後さらに症例数を増やし、炎症関連蛋白120項目の血中濃度を蛋白アレイ法(Human Cytokine Array C1000およびCS analyzer)により網羅的かつ半定量的に評価する。得られた結果を統計学的に解析し、栄養指標およびサルコペニアの有無と関連のある炎症関連蛋白を同定する。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

コロナ禍において外部の医師の来院制限があったが、測定担当医師が産業医科大学若松病院(分院)の医師であるため来院できず、透析導入症例があっても測定が十分にできなかったことが遅れている一因である。

今後の研究の推進方策

登録患者数を増やして、蛋白アレイを施行し、栄養評価項目との関連を検討する。

次年度使用額が生じた理由

コロナ禍において研究が一時ストっプしたことこともあり次年度使用額が生じた。Human Cytokine Array C1000の購入のため使用する。

URL: 

公開日: 2021-12-27  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi