研究課題/領域番号 |
18K11017
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研究機関 | 国際医療福祉大学 |
研究代表者 |
村瀬 真一 国際医療福祉大学, 医学部, 教授 (60210035)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | 遺伝子組換え動物 / 系統維持 / SPF |
研究実績の概要 |
研究課題「摂食を促進するニューロペプチドY受容体の機能単位と結合分子の解明」は、代表的な薬物受容体として知られるG蛋白質共役型受容体の一つであるニューロペプチドY受容体とその結合分子の局在を超解像顕微鏡で検討して同受容体の機能単位を明らかにすることを目的とする。申請者は、初年度(2018年度)4月1日に国際医療福祉大学医学部に転職した。新設の医学部であるため、実験施設の整備を待ちながら本研究の試薬などの準備を行い2020年4月には遺伝子組み換え動物の系統維持が本医学部施設で可能になった。しかし2020年度前半は新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言に伴う緊急事態措置が東京を中心に実施され、2021年も同様の状態が続いているためニューロペプチドY受容体ノックアウトマウスの凍結胚からの個体作成を見合わせている状態である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
本研究課題に必要なニューロペプチドY受容体ノックアウトマウス凍結胚からの個体作成とそのノックアウトマウス系統維持の開始が、新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言に伴う緊急事態措置のため遅れている。
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今後の研究の推進方策 |
現時点(2021年5月13日)で緊急事態宣言実施は5月31日までなので、2021年6月1日から本研究の実現に向けてニューロペプチドY受容体ノックアウトマウスの個体作成を行う予定である。同マウスは、特異性の高い抗ニューロペプチドY受容体抗体の検定に必要であるためです。この特異性検定で得た抗体を用いて、免疫組織化学の手法によりニューロペプチドY受容体のタンパク質の局在を生体組織で明らかにすること、また同タンパク質が細胞膜上でどのような集合体を形成しているか、または集合することなく1分子で存在しているかを明らかにする。
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次年度使用額が生じた理由 |
新型コロナウイルス感染症対策の緊急事態宣言実施のため研究活動が制限されたため、次年度使用額が生じた。2021年度の同緊急事態宣言の解除を待って予定の研究活動を行う。
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