• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2023 年度 研究成果報告書

小児慢性腎臓病患者の腎移植前後におけるエネルギー消費量測定と栄養管理への応用

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 18K11032
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分59040:栄養学および健康科学関連
研究機関独立行政法人国立病院機構岡山医療センター(臨床研究部) (2020-2023)
東邦大学 (2018-2019)

研究代表者

高橋 雄介  独立行政法人国立病院機構岡山医療センター(臨床研究部), 独立行政法人国立病院機構 岡山医療センター(臨床研究部), 小児外科医師 (80444644)

研究分担者 濱崎 祐子  東邦大学, 医学部, 教授 (50317799)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2024-03-31
キーワード小児 / 慢性腎臓病 / 腎移植 / 基礎代謝量 / 栄養 / エネルギー消費量
研究成果の概要

小児慢性腎臓病患者において、腎臓移植前後での基礎代謝量の変化を間接カロリメトリを用いて検討した。腎臓移植前、および移植後の基礎代謝量はいずれも実年齢の基礎代謝基準値に比べ高く、体格に応じ補正した年齢の基礎代謝基準値と近似していた。また、移植前後の基礎代謝量に大きな変化は認めなかった。呼吸商に関しては移植前に比べ移植後で有意に高いという結果であった。

自由記述の分野

小児腎臓病学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究により、小児慢性腎臓病患者の適切な栄養管理に関し、実際の年齢ではなく、体格に合わせた年齢の基礎代謝量に近いことが確認された。多くの低年齢小児慢性腎臓病患者では実年齢より体格に合わせた年齢の基礎代謝量のほうが高く、その分必要エネルギー量も増すということになり、腎臓病による成長障害を改善させるうえでも必要エネルギー量を把握するということが重要と考えられた。

URL: 

公開日: 2025-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi