| 研究課題/領域番号 |
18K11105
|
|---|
| 研究機関 | 県立広島大学 |
|---|
研究代表者 |
栢下 淳 県立広島大学, 人間文化学部, 教授 (40312178)
|
|---|
| 研究分担者 |
山縣 誉志江 県立広島大学, 人間文化学部, 助教 (40634150)
|
|---|
| 研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
|
| キーワード | 介護食 / 不均質 / 咀嚼 / 嚥下 / 嚥下食 / 嚥下調整食 |
|---|
| 研究実績の概要 |
不均質な嚥下調整食の客観的評価方法を検討している。方法としては、医療関係者の官能検査をスコア化し、そのスコアとの相関が高い方法を探索している。
試料に加水し、小型ミキサーを一定速度に調整し、一定時間粉砕する。粉砕したものを、メッシュにて漉し、濾すことのできない試料を集め、表面の水分を乾燥させることで、概ね良好な相関が得られている（相関係数0.8程度）。
変数として、ミキサーに投入する試料重量、添加する水の量、ミキサーの回転数、ミキサーで粉砕する時間、メッシュの目開き、試料の乾燥時間などがある。
今年度に、条件をFIXさせる予定である。
|
| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
医療関係者による官能試験を基に、それを客観的に評価する条件を検討しており、相関として0.8程度の条件は見いだせている。もう少し高い相関がでる条件の検討を行う。
|
| 今後の研究の推進方策 |
不均質な介護食品尾客観的分析方法の確立のめどが立ち、コロナウイルスの影響で実験を一時的に停止しているが、期限内には最終的な条件の設定を行う。
|
| 次年度使用額が生じた理由 |
コロナウイルス感染予防のため、出席予定の学会が中止になったため。
|
