研究成果の概要 |
心筋細胞に対し、「毒性終末糖化産物(Toxic Advanced Glycation End-Proucts, Toxic AGEs, TAGE)」の前駆体であるグリセルアルデヒド(GA)を添加することにより、TAGE生成・蓄積依存的な拍動低下および細胞生存率が引き起こされることを明らかにした。さらに、TAGE生成・蓄積した細胞においては、オートファジーを阻害されている可能性が示唆された。一方で、血中TAGEのような細胞外TAGEは、生理的濃度においては、心筋細胞に対し、細胞死を引こさないこととが明らかとなった。 ほか高ブドウ糖や高果糖が心筋細胞に与える影響とTAGEとの関連を解析した。
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