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2022 年度 研究成果報告書

組織内ネットワーク消費電力削減のためのSDNスイッチ間通信速度切替方式の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 18K11253
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分60060:情報ネットワーク関連
研究機関筑波大学

研究代表者

木村 成伴  筑波大学, システム情報系, 准教授 (20272180)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2023-03-31
キーワード省電力化 / 通信速度切替方式 / 組織内ネットワーク / SDN
研究成果の概要

本研究では,大学などの組織が,所属する拠点間を接続し,かつ外部ネットワークと接続するために所有する,SDN (Software Defined Network)スイッチで構築されたネットワークの消費電力削減方式を開発した.通信実験により,キャンパスネットワークを仮定したトラフィックパターンに当てはめた24時間分の合計消費電力が,消費電力削減対策を適用しない場合と比較して12.39%削減されることなどを示した.

自由記述の分野

情報ネットワーク

研究成果の学術的意義や社会的意義

ネットワーク機器の省電力化とネットワーク性能の向上はトレードオフの関係にあり,通信機器の消費電力を削減すると,通信速度の低下や遅延の増加といったネットワーク性能の低下を招くことになる.本研究で開発した方式によって,組織内ネットワークの消費電力を削減するものであり,マルチパスを利用して,消費電力を過剰に増やすことなく,最大通信速度を段階的に増減する手段を提供することから,その学術的意義や社会的意義は大きい.

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公開日: 2024-01-30  

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