研究課題/領域番号 |
18K11324
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分60090:高性能計算関連
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研究機関 | 名古屋工業大学 |
研究代表者 |
松尾 啓志 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (00219396)
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研究分担者 |
川島 龍太 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (00710328)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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キーワード | 分散DB / 分散トランザクション / メニーコア / DPDK |
研究成果の概要 |
本研究では,プロキシによる透過的なトランザクション処理を実現した.D-KVS はデータの強い一貫性を保証しない結果整合性を用いるため,実用的なトランザクション処理機能を持たない.そこで,D-KVS のように RDB相当のトランザクション処理機能を持たない分散 DB にプロキシを導入することでその機能を実現した.また,分散 DB でトランザクション処理を行う場合,高速なトランザクション処理を実現することが困難であった.そこで,プロキシ上でトランザクション処理を行い,分散 DB におけるトランザクション処理のオーバヘッドを削減することで,処理の高速化を行った.
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自由記述の分野 |
分散コンピューティング
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
従来、安価なシステム上で実用的なトランザクション機能が提供されていなかった分散DBに対して、現在主流となっておりメニーコアとDPDKを用いることにより、安価で高速なトランザクション機能を追加するシステムについて提案を行った。 その結果、現在オープンソースとして公開されているyogabyteDBに比べて、約10倍高速なトランザクション性能を実現した。
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