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2018 年度 実施状況報告書

ファジィ状態区間関係に基づく時系列医療データマイニング法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 18K11438
研究機関島根大学

研究代表者

平野 章二  島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 准教授 (60333506)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード時系列データマイニング / 状態区間 / 医療データ
研究実績の概要

本研究では,イベントの時間関係を表す状態区間関係にファジィ性を導入することで,抽象化した時間関係に基づき頻出パターンを抽出する時系列医療データマイニング法の開発に取り組む。本研究では3年の研究期間を3期に区分して研究開発を行う。第1期(2018年6月~9月)から第2期(2018年10月~2020年9月)の序盤にあたる本年度は,開発用ワークステーション等を導入して研究環境を整備するとともに,急性疾患(血液疾患等)及び慢性疾患(腎不全等)に関連する検査,処置,投薬について,連結不可能匿名化されたデータを病院情報システムから抽出し,開発用のテストデータセットを構築した。続いて,テストデータにおいて,使用される薬剤の種類と投与期間,実施される検査項目の種類と検査値の動き等に関する基礎的な統計分析を行った。また,従来法である期間付き状態関係に基づく時系列マイニング法を適用し,テストデータにおける頻出パターンの確認及び意味的評価を実施した。現在,状態区間関係にファジィ性を導入するための理論的検討を実施中である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

研究準備,テストデータ作成,テストデータに関する基礎的分析など,第1期から第2期にかけて予定していた項目は概ね順調に進んでいる。

今後の研究の推進方策

引き続き第2期以降に予定されている項目について研究開発を進める。

次年度使用額が生じた理由

旅費支出が当初計画より少額であったため。
次年度の学会発表旅費等として使用予定。

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公開日: 2019-12-27  

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