進化計算研究の多様性を拡げるために,「人間要素」を基盤にした知識に関する4サブテーマ((1) 進化計算アルゴリズム改善・新規開発に利用可能な知識,(2) 設計者に探索解の妥当性を説明できる知識,(3) 対話型進化計算(IEC)ユーザの評価特性を説明する知識,(4) IECユーザ自身の評価特性を気づかせる知識)に取り組んだ. その結果,既存進化計算法の各種改善法,新進化計算法の提案と解析,新ニッチ手法の提案,sparse近似を導入した独自性の高い大規模最適化法の提案,多目的最適化の目的空間と設計変数空間を橋渡しする取り組み,提案手法の気づき支援効果の評価,その他の成果を得た.
|