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2023 年度 研究成果報告書

自己主体感が内的動機づけに与える影響と運動学習への効果

研究課題

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研究課題/領域番号 18K11504
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分61060:感性情報学関連
研究機関佐久大学 (2020-2023)
茨城県立医療大学 (2018-2019)

研究代表者

川野 道宏  佐久大学, 看護学部, 教授 (00404905)

研究分担者 門間 正彦  茨城県立医療大学, 保健医療学部, 教授 (10274987)
川野 亜津子  筑波大学, 医学医療系, 准教授 (10550733)
中村 摩紀  茨城県立医療大学, 保健医療学部, 准教授 (90444934)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2024-03-31
キーワード運動主体感 / Intentional Binding / リハビリテーション / 看護
研究成果の概要

Intentional Binding(IB)を利用した簡便な運動主体感測定プログラムを開発し有効性を検証した.健康な成人18人を対象に行った調査により,ボタン押から刺激が表示されるまでのバインディング指数を,実験プログラムを用いて取得し検証した結果,コントロール群におけるバインディング指数変化率と比較して,動画視聴群では,マイナス方向に有意に変位していることが示された(p<0.05).先行研究によると,好ましい刺激を受け取る際,IBが短縮することが知られている.本研究の結果は,作成したプログラムがIBの動きをとらえており運動主体感の測定プログラムとして利用可能であることを示唆している.

自由記述の分野

感性工学

研究成果の学術的意義や社会的意義

運動主体感へのアプローチがリハビリテーション医療戦略にとって1つの有効な手段であることを検証していくためには,臨床の患者を対象とした運動主体感の実態把握が欠かせない.しかしながら,心身不安定でもある脳卒中患者からのデータ取得においては,より客観的な指標を用いた検討が必要である.運動主体感を主観ではなく連続する時間の尺度で捉えられるという点において,Intentiona Binding (IB)はより客観性のある指標となる可能性があり,今回開発したIBを用いた運動主体感測定プログラムは,脳卒中患者の運動主体感測定方法の確立に向けて有益な材料となる可能性がある。

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公開日: 2025-01-30  

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