研究成果の概要 |
1)透析中1時間毎及び24時間の心拍変動指標を検討。透析中に過降圧を来す患者は24時間ホルター心電図で得られるlong-termλが高値である、透析終盤に血圧が上昇する患者は透析治療時間を1時間毎に区切ったshort-termλが低値であることを見出した。2)血液透析患者に非観血的血圧連続測定を行い①生データをcsvファイルに変換、②キャリブレーション中のデータを削除、③我々が心拍変動を解析する際に用いる指標(LF, HF, LF/HF, SDNN, RMSSD, λ)を自動的に算出するプログラムを作成。血圧変動グラフにおいてトゲ状のスパイク波がみられると血圧が低下することを見出した。
|