1)情報学習端末:同一の教材で、3種類の教材(墨字・点字・音声)の同時出力が可能なシステムを開発し、安定に動作することを確認し、全国の盲学校4校と視力障害センター2校で実証実験を実施した。2)改善・改良:実証実験の結果、機器類の改善と、学習に必要不可欠な日本語入力・合成音声・点字変換用の専門用語の辞書の作成した。3)遠隔授業対応:コロナ禍の中、遠隔授業対応とし、視覚障害生徒が、利用可能かの検証を行った。盲学校内での運用に関し、各々の県の情報通信に関する規則が厳しく、学校と協議の上、Wi-Fiルータによる各実験協力校同士の通信等も検証し、少子化による、県を越えた協同学習への可能性が示唆された。
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