本研究で開発した教材は、物理的可視化および物理的直接操作からなる物理的インタフェースと呼ぶコンセプトに基づき、情報ネットワークに触れ、また見ることを可能にし、情報ネットワークを構築する実験を通して情報ネットワークの仕組みを学ぶことを可能にする。物理的インタフェースは、特に中学生や高校生に対して、単にコンピュータを操作するだ けでは実感することができないリアリティを提供することができるため、学習指導要領で示されている「情報通信ネットワークの構成と、情報を利用するための基本的な 仕組みを理解」するための「ものづくりなどの技術に関する実践的・体験的な活動 を通して」学習す機会を提供する。
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