本研究の目的は次の3点である:①「プログラミング時のキーボード操作における時系列情報を活用したコーディングスタイル学習」を支援するシステムを開発すること,②提案システムがプログラミングのコーディングにまつわる問題解決に寄与できること,③企業が求めるIT人材養成の実践教育に役立つこと.本研究において,キーボードおよびマウスを用いたプログラミング操作を「コーディングシーケンス」として記録・再生・共有するシステムを開発した.また,記録データよりプログラミングのスキル判定を行える可能性が示唆された.今後,本システムは学習者の気づきや学びを深めることに役立つものと期待できる.
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