研究課題/領域番号 |
18K11896
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
日比野 由利 金沢大学, 医学系, 助教 (40362008)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | 生殖補助医療 / 法制度 / 卵子提供 / 代理出産 |
研究実績の概要 |
3月末日に国際共同研究強化A(生殖補助医療の国際的ガバナンスに向けた比較研究)よるオーストラリアでの滞在を終え、国内での研究活動を再開した。国内の当事者向けに開催を予定していたセミナー「卵子提供・代理出産で家族をつくる」は中止した。現時点で、今後の開催予定は立てられていない。帰国後、Z00Mを用いてのインタビュー調査を行なった。対面でのインタビューに比べて、アポイントが取りづらいなどの制約はあったものの、数件程度を実施し、その一部をホームページなどに公開した。調査に基づき、コロナ化での代理出産の見通しについて日本経済新聞にコメントを出した(日本経済新聞2021年3月3日「コロナ下で揺らぐ代理出産」)。また、ホームページを改定し、内容を充実させることができた。今後も情報を追加していく予定である。まる一年、対面接触が制約された状況の中での研究活動であったが、英語、日本語での研究成果の公表をすることができた。英語の共著論文をReproductive Medicine and Biology、及びBioNEwsに公表した。2021年1月19日、Zoomでの研究会が開催(JSPS 実社会対応プログラム 「生殖補助医療・社会的養護によるLGBTの家族形成支援システムの構築」)され、「テクノロジーが変える家族 出自を知る権利 オーストラリアと日本」というタイトルでオーストラリアで行なった調査結果の報告をおこなった。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
セミナー「卵子提供・代理出産で家族をつくる」については、対面でのコミュニケーションが制約されている社会状況に鑑み、開催ができなかった。 Zoomなどを使用してインタビューを試みたが、遠隔地であるため、十分に推進することができなかった面がある。
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今後の研究の推進方策 |
研究期間を延長して実施する。新たな研究協力者を確保する。
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次年度使用額が生じた理由 |
対面での活動が制限されていたため遅滞していた研究活動を、新たな研究協力者を得ることにより、進めていく。
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