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2020 年度 研究成果報告書

レーザー誘起蛍光法で探る希ガス原子のVUV渦励起

研究課題

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研究課題/領域番号 18K11945
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分80040:量子ビーム科学関連
研究機関公益財団法人佐賀県地域産業支援センター(産業振興部研究開発振興課、九州シンクロトロン光研究センター)

研究代表者

金安 達夫  公益財団法人佐賀県地域産業支援センター(産業振興部研究開発振興課、九州シンクロトロン光研究センター), 加速器グループ, 副主任研究員 (90413997)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード光渦 / 放射光 / 量子状態制御 / アンジュレータ
研究成果の概要

軌道角運動量を運ぶ光ビーム(光渦)と原子分子との相互作用の解明を目指し,光渦による平面波禁制遷移の検証に取り組んだ.平面波禁制励起を選択的に観測するため,レーザー誘起蛍光法の適用を考案し光渦ビームと赤外レーザー光を組み合わせた実験装置を開発した.本研究の期間内には平面波禁制遷移の観測には至らなかったが,一連の研究を進める中でアンジュレータ放射が持つ時空間構造の活用法を見出し,原子の量子状態制御や超高速時間分光といった新たな放射光利用法の手掛かりを得た.

自由記述の分野

原子分子物理学

研究成果の学術的意義や社会的意義

シンクロトロン光源は基礎科学から産業応用までの幅広い研究分野を支える汎用的な高輝度光源である.本研究では真空紫外から軟X線の波長域で電磁放射の時空間構造に着目し,螺旋波面を持つ光やダブルパルス状の時間構造を持つ光と原子の相互作用の解明を進めた.そして原子の量子状態制御や超高速分光といった新たなシンクロトロン光利用法の手掛かりを得た.

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公開日: 2022-01-27  

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