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2023 年度 研究成果報告書

海外図書館の大規模所蔵調査に基づく日本文化としてのマンガ受容に関する総合的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 18K11996
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分90020:図書館情報学および人文社会情報学関連
研究機関青山学院大学 (2020-2023)
日本女子大学 (2018-2019)

研究代表者

大谷 康晴  青山学院大学, コミュニティ人間科学部, 教授 (60341880)

研究分担者 安形 輝  亜細亜大学, 国際関係学部, 教授 (80306505)
江藤 正己  学習院女子大学, 国際文化交流学部, 准教授 (10584807)
杉江 典子  東洋大学, 文学部, 准教授 (50383295)
安形 麻理  慶應義塾大学, 文学部(三田), 教授 (70433729)
橋詰 秋子  実践女子大学短期大学部, その他部局等, 准教授 (30877080)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2024-03-31
キーワードマンガ / 図書館 / 所蔵 / 翻訳 / 文化受容 / 書誌
研究成果の概要

海外において日本のマンガがどの程度受容されているのかを図書館の所蔵状況で把握することを計画した。まず、日本語版マンガの所蔵でも米国議会図書館の調査で受容の変遷を確認した。日本のマンガの翻訳書誌が存在しないため、図書館における国際協力の成果やインターネット上のマンガに言及がある消費者生成メディアを参照して、一定規模の翻訳書誌を作成し、英国をはじめとする海外の図書館システムにおける所蔵の調査を行った。なお、日本のマンガについて内外の図書館の組織化、Wikipediaにおける記述、電子化の状況、さらに翻訳版の形態的特徴についても調査した。

自由記述の分野

図書館情報学

研究成果の学術的意義や社会的意義

従来定量的な研究の対象として扱われてこなかった日本のマンガ、特に海外における受容について、定量的な測定可能な形でのアプローチがあることを示せたことは、マンガ研究における新しい方向性を示すことができた。同時に、その国における文化的産物の測定可能な受容度を示すものの一つとして図書館の所蔵があることを示せたことは、図書館の社会的意義を改めて示すとともに、様々な文化的産物の伝播に関する研究の広がりを示するものとなっている。なお、一般社会においてもマンガの海外への広がりを分かりやすく示すものであり、社会的関心も高いものであるといえる。

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公開日: 2025-01-30  

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