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2023 年度 研究成果報告書

情報化時代における佚文収集の手法についての研究:大蔵経からの抽出を事例として

研究課題

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研究課題/領域番号 18K12001
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分90020:図書館情報学および人文社会情報学関連
研究機関立命館大学 (2019-2023)
花園大学 (2018)

研究代表者

山田 崇仁  立命館大学, 文学部, 非常勤講師 (20425010)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2024-03-31
キーワード漢字 / 佚文収集 / 出土文字資料 / 大蔵経 / 先秦史資料 / 情報検索方法 / 情報検索方法 / 輯佚書作成
研究成果の概要

本研究は、漢字文献のテキストデータベースを利用して、現在刊本が伝わっていない佚書の文章(佚文)を効率よく収集するための方法論構築を主たる目的とした。本研究では「SAT大正新脩大藏經テキストデータベース(以下SATと略す)」に収録される、漢字で書かれた仏教文献(以下「漢字仏典」と称す)に引用される、隨以前の外典漢籍(以下「伝世文献」と称す)佚文を収集の対象として行われた。
本研究では、書籍名や佚文特有のフレーズから、大規模テキストデータベースを利用した佚文収集を効率的に収集する手法を試み、従来よりも短期間に多くの佚文を獲得することができた。

自由記述の分野

中国先秦史

研究成果の学術的意義や社会的意義

これまで手作業で行われてきた佚文収集を、大規模テキストデータベースを利用することで効率的に行うための方法論構築を研究テーマとして設定した。申請段階では「書名」「パターン的なキーワードの設定」を方法論の中心部分として挙げていたが、それによる佚文収集には一定の成果をあげることができた。一方、収集した佚文の整理と評価とに問題(と言うよりも研究検討課題)が生じたが、それは通常の文献検討と同じ校訂に類する部分であると評価した。本研究成果として作成している佚文集では、参考情報明示的な性格も兼ね、多少疑わしいものも(それを指摘しつつ)収録し、個々の佚文の最終的な評価は研究者個人に委ねる方針を立てた。

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公開日: 2025-01-30  

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